京都天ぷら かふう

京都天ぷらかふう
店主のこだわり古き良き料理集
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江戸、明治、大正、昭和初期に食べられており、今では作られなくなった料理を様々な文献などから発掘
それらの料理にはシンプルで理に適い、素材の持ち味を上手に活かしたものが多くあります
詳細なレシピはありませんので、経験と想像力を駆使して、また現代に合うようにアレンジし、
古き良き料理の再現に力を注いでおります
へぎくるみ へぎくるみ  江戸時代の文献より

すりつぶしたくるみを鶏卵と混ぜ、蒸し上げたもので、
カステラのような舌触りとくるみの香りがよく合います

滋養効果が高く、現代のようにいろいろな食材がなかった時代には
貴重な栄養源だったようです
海鰻し 海鰻し(かいまんし) 江戸時代後期「海鰻100珍」より

出汁でのばした味噌と鱧のすり身を混ぜ、
とろ火でゆっくりじっくり煮詰めたもの

文献ではそれで完成ですが、当店ではそれに実山椒と
粉山椒を練りこみ、風味良く仕上げております
泥中蓮 泥中蓮(でいちゅうれん) 江戸時代後期「海鰻100珍」より

骨切りした鱧に薄塩をし味噌漬けにしたもの
軽く炙って食べます

蓮は泥より生まれ出でて泥に染まらず
味噌を泥、その中から出てくる鱧の白い姿を蓮に
例えてつけられた料理名だと思われます
江戸茶碗 江戸茶碗  江戸時代の文献より

卵を使った茶碗蒸しが出来る前の白身の魚のすり身を
使った茶碗蒸しの原型

写真は鱧のすり身を使い、焼き鱧を上にあしらい、
べっ甲あんをかけたものです
蘇 蘇(そ)

牛乳をゆっくり煮詰めていく、奈良時代の製法による
チーズの原型とも言える珍味
仮大牢 仮大牢(かたいろう)〜秋の香〜  江戸時代の文献より

鱧のすり身に卵白などを混ぜ、素揚げにしたもの
柔らかく、口の中で甘味が広がり、喉越しもいい一品
写真は中に松茸を混ぜ込んだ秋の仮大牢
鱧の柔らかな甘味と松茸の香りが何とも言えません

ちなみに「大牢」とは中国の言葉で「ごちそう」を指すそうです
仮大牢 仮大牢(かたいろう)〜春の香〜 

上記の春版
鱧のすり身の中に竹の子の姫皮を混ぜ込んで揚げたもの
春の竹の子と初夏の鱧の出会いものです
鱧皮酒盗 鱧皮酒盗(はもかわしゅとう)

かつおの内臓の塩漬けに鱧の皮や卵黄などを混ぜ込み
柔らかな味わいに仕上げた酒肴です
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