メールマガジン「京都かふうclub通信」vol.223
〜 四十路半ばに思うこと 〜
      
 〓〓〓〓〓〓〓● かふうclub通信  vol. 223 〓〓〓〓〓〓● 
                 
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 京都では、桜のピークも過ぎまして、
 そこここに桜の花びらが散っております。
 間もなく、個人的に大好きな新緑の季節。
 山萌える爽やかな季節の京都もお奨めでございます。

 毎度おおきに!西岡でございます。


 さて、店主。

 間もなく四捨五入致しますと還暦を迎えようとしております。

 って、年齢を四捨五入するなー。

 ご無礼。

 今月末で56歳でございます。

 ”かれーしゅう”薫るいいお年頃でございますね。

 ちなみに、通販部門のあんどーも店主と同い年でございまして、

 私は彼らの10歳下でございます。

 このふたりのおっさんとの付き合いも随分と長くなっておりますが、

 その間、ずっと

 10年経つとこんなんなるんかぁ。。。

 ある種お手本と申しましょうか、反面教師と申しましょうか、

 目の当たりにして参った訳でございます。

 ほんま、ふたりとも年をとったものでございます。

 あんどーは、最近めっきり関西おやじお約束の
 
 ”あれ” ”なに”が増えてきておりまして、

 先日も電話を致しますと、

 彼は会話の最後をこう締めくくったのでございました。

 「はな、また”あれ”しとくわ」

 同じ日、再度電話で用事を頼んだのでございますが、

 やつは、またもこう締めくくったのでございますなぁ。

 「ほな、今度”なに”するとき”あれ”するわ」

 これで通じてしまう私も私でございますが、

 今度何をするときに何をするのかはっきり言いたまえ。

 あんどー。

 彼は時折、元同僚の方などと

 居酒屋に繰り出しているようでございますが、

 その場でもきっと、

 「ほれ、NHKのドラマに出てた”なに”おるやろ」

 「だれ?」

 「ほれ、この間、”なに”の映画にも出てた”あれ”やんか」

 「ああ、眼鏡かけたなんとかっていう”あれ”やろ」

 「そやそや、ここまで出てるんやけどな」

 という、おっさん特有のまるで進まない不毛な会話で

 時間を費やしているのでございましょう。

 で、挙句の果てに、

 「ほな、もう遅いし、そろそろ”なに”しよか」

 という締めくくりでお開きとなるのでございましょうねぇ。

 困ったものでございます。

 で、同い年の店主はと申しますと、

 ”あれ” ”なに”はまず口に致しません。

 さすがでございます。

 ただ、とんちんかんな返答が

 多くなってきているような気は致します。

 とは申しますものの、店主の場合、

 昔からとんちんかんな受け答えでお客様を

 固まらせてしまいますことは、多うございまして、

 どこまでが老化であるのかは判然としておりません。

 何しろ、源助大根というお野菜をお出し致しました折、

 お客様から「げんすけって、どんな字を書くんですか?」

 とのご質問をいただき、

 「げんすけじいさんのげんすけです」

 と、きっぱりとお答えし、

 たどたどしい日本語ではございましたものの、

 アメリカ人のお客様からの

 「はも(鱧)は、やせい(野生)ですか?」

 という、はっきりと聞き取れますご質問に

 「いえ、今、高いですね」

 と、それは「はもは安いですか?」の答えやろというお答えを返し、

 「天ぷらのねたで一番好きなものはなんですか?」

 というご質問には、

 「天かすです」

 と、堂々と返したおとこでございます。

 そのような店主が、またもお客様を固まらせてしまいましたのは、

 つい先日のことでございました。

 焼いた金目鯛の身をほぐしまして、

 松の実などと和えました一品をお出し致しました折のこと。

 店主、お客様の前にお出ししながら申したのでございました。

 「松の実和えです」

 が、お客様はなんの実であるのかが

 聞き取れずにいらっしゃったご様子でございまして、

 お尋ねになられたのでございます。

 「え?なんの実?」

 と、店主ははっきりきっぱりお答え致しました。

 「金目鯛の身です」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・

 ”み”変わってるし。。。
 

 という訳で・・・
 
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 ☆今週のとぴっくす☆ 
  にゅーじーらんどのAやこちゃんから頂戴致しました。
  「料理に先入観はない!」
  
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 メルマガ222号、楽しく読みました。
 料理に先入観は無い! 本当にそのとおりだと思います。
 私はどうにも頭が固いので、なかなか広げられないのですが、
 型にはまらずに発想できる人こそ日々の料理人だと思います。
 個人的に、プロはすごいけれどもそれに対してお金をもらっているのだから
 すごくて当たり前。
 日々無給で3食ご飯を作る人こそすごいと思っています。
 それも自分のために作るだけではなく、誰かのために作らなければならない人。
 自分のために自分で作る、というのはまずくても食べてしまいますが、
 他に食べされなければいけない人がいるとなると話は別。
 どうにか手を変え品を変えて食べさせるというのは、
 終わりの無い単純作業に似たものがあると思います。

 後記にある、「たれの素を使うところが増えている」ということですが
 振り返れば、学生時代の飲食店バイト先のほとんどが
 そういうものを使っていることが多かったように思います。
 (プロのお店じゃ学生バイトは雇わないですね・・)
 添加物などのケミカルもたくさん入っていると思いますし、
 なるべくそういうものに頼らずに料理したいと改めて思った次第です。

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 Aやこちゃん、おおきに!

 と申しましょうか、早くにっぽんに帰っといで。

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 ☆ 後記 ★

 10年前。

 店主が、今の私の年齢だった訳でございますね。

 元々が、理屈っぽく、人様につっかかっていくようなところが

 ある人でございましたが、

 40代は、若い頃とは異なりました

 つっかかり方をしていたような気が致します。

 私が、その四十路半ばとなりました今、

 あの頃の店主と同じだぁと感じますことがちょこちょこございます。

 びみょーに喧嘩腰な言い回しをしていることがあるのでございますね。

 いけません。

 これは、なにゆえであるのか。

 職業によりましても、性格によりましても

 個人差は大きいことと思うのでございますが、

 四十路半ばごろというのは、

 結構、いろいろなことが分かってきているにもかかわらず、

 余裕を持ち、でんと構えてもおられないお年頃なのでは

 なかろうかと思うのでございます。

 で、店主及び、その同級生の方々を目の当たりにしておりますと、

 いろいろな意味で、やっぱ五十路に入ってからかなと

 思っております。

 特に女性はでございます。

 五十路男性が、ともすれば”ぱわーだうん”して参りますのに

 反比例致しまして、

 五十路女性には、それまでの積み重ねのすべてが、

 確固たる裏づけを持ちます”ぱわー”になっているかのように感じることが

 しばしばございます。

 店主及びあんどーを反面教師にしつつ、

 ぱわーみなぎる五十路を目指したいと思う今日この頃。

   
 本日はこのへんで。

                      発行人 西岡 絵理
                      2008年 4月 11日

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